会長挨拶

第61回日本小児放射線学会学術集会
(東京女子医科大学 八千代医療センター 小児科)
平素より一般社団法人日本小児放射線学会、東京女子医科大学ならびに小児医療の推進、発展に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび2025年6月27日(金)〜28日(土)に一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)において、東京女子医科大学八千代医療センター(以下、八千代医療センター)小児科が担当となり、第61回日本小児放射線学会学術集会を開催させていただく運びとなりました。学術集会会長を髙梨潤一(八千代医療センター小児科・教授)、副会長を塩浜直(千葉大学大学院小児病態学・講師)、事務局長を小俣卓(八千代医療センター神経小児科・准教授)が務めさせていただきます。
日本小児放射線学会は放射線科医、小児科医および小児外科医を会員とし、小児放射線医学ならびにこれに関連する小児医療全般にわたる臨床と研究の促進、および学際領域との連絡提携を図り、学術の発展と小児の健康増進に寄与することを目的として活動を行う学術団体です。その中で、学会員が一堂に会する学術集会は主たる行事であり、小児医療に携わる医師が小児疾患の診断・治療から病因・病態の解明に至るまで討議討論を行います。小児放射線科医、小児科医、小児外科医が持ち回りで学術集会長を務め、今回は八千代医療センター小児科が担当いたします。本学術集会は、昭和47年に第1回臨床小児放射線研究会として開催され、今回で第61回を迎えます。干支一巡し新たな出発点となるべく本学術集会を開催したく存じます。
今回「Collaboration and Progress: 協働と進歩」を学術集会のテーマに掲げております。小児科・小児外科・放射線科、さらには遺伝科・眼科・皮膚科など多くの知恵と知識の集積が最善の小児医療を可能とします。さらに、世界に通ずる広い視野を持ち日々進歩しなければなりません。この考えからこのテーマを選びました。今回の学術集会も必ずや実り多いものになると確信しております。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。